日高村の民家の土蔵に残っていた嘉永2年大洪水の痕跡と凄まじい水禍

高知県日高村の民家の土蔵に残っていた日下川流域の嘉永2年大洪水の痕跡から浸水深さが推定できた。海抜TP24.8m、浸水深が約5mであり、旧家の床板に残っていた記録と同じものになった。日高村史には「仁淀川の逆流が、まるで津波のように押し寄せてきて、わらぶき屋根を切り破って、裏山に逃げ出た」という凄まじいその時の実話が残っていましたので紹介します。

防災風土資源&ローテク防災術 -香川大学客員教授松尾裕治-

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