日高村の驚くべき浸水記録

最近の防災風土資源のフォロアップ調査の結果、高知県日高村旧家の床板に残る嘉永2年(1849)年の洪水記録から、推定すると大水により、仁淀川合流点にあった江尻の井流(ゆる)樋門が流亡し、仁淀川の逆流により日下川流域で浸水位がTP24.8m、現在の日高村役場付近で5.6m浸水する驚くべき水禍に見舞われていたことがわかりました。

防災風土資源&ローテク防災術 -香川大学客員教授松尾裕治-

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