蛭子神社の古今水害を解消した那賀川「和食・土佐地区の築堤」

徳島県那賀町(旧鷲敷町)和食の那賀川沿いの蛭子神社には、中世から今日に至るまで度々洪水に見舞われ被害を受けてきた記録が残っています。徳島県によって進められてきた蛭子神社のある那賀川「和食・土佐地区」の堤防整備が、この令和3年5月完了し、住民の長年の水害解消の宿願がかないました。そこでこの度各種文献・現地調査を実施し、図や写真などを用いて。これまで先人達の努力により、積みあげて来た防災社会資本(ダムや堤防)整備によって、那賀町(旧鷲敷町)中心部が那賀川の洪水から守られていることを紹介します。

防災風土資源&ローテク防災術 -香川大学客員教授松尾裕治-

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