室戸台風高潮来襲地点に立つ室戸岬町の石碑群
室戸台風は、昭和9年9月21日に高知県室戸岬付近に上陸し、上陸時の中心気圧911hpaは、現在でも観測史上最低とされている巨大台風として有名です。台風が上陸した室戸市では、高潮による被害が大きく、高潮災害の記念碑などが多く残っています。その防災風土資源の現地調査(2022年6月26日)結果を紹介します。
室戸岬のある室戸岬町は海と背後の山に挟まれた狭い土地に集落があり、古くより幾度となく高潮災害に苦しめられてきました。近年では室戸台風や第二室戸台風、最近では平成16年台風23号により、海岸堤防が決壊するなど大きな被害が発生しています。現地には「昭和九年海嘯襲来地點」や「災害の恐ろしさを忘れない」と刻まれた碑などが伝承されています。
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