安芸市津波避難タワー11号(赤野住吉津波避難タワー)

回、津波避難タワーマップのフォロアップ調査として、令和5年3月に安芸市に12基目の津波避難タワーとして令和5年3月完成した赤野住吉津波避難タワーの状況を令和5年3月23日に調べてきましたので、その結果を紹介します。

このタワーは、赤野海岸の浜堤微高地(海抜9.6m)にあり想定津波浸水深4mの赤野住吉地区に整備された3階建て、高さ9.6m(海抜19.2m)、収容人数168人の避難タワーです。2階と3階にある避難フロアには、余震が来た際につかまるための手すりが設置されているほか、屋上には自家発電を行うための太陽光パネルや救助の際に、ヘリコプターでつり上げるスペースなども設けられています。安芸市は、東日本大震災以降、避難タワーの整備を進め、これで計画していた12基すべてのタワーが完成したしています。

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防災風土資源&ローテク防災術 -香川大学客員教授松尾裕治-

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