安芸市津波避難タワー12号(日ノ出町津波避難タワー)

今回、津波避難タワーマップのフォロアップ調査として、令和5年1月に安芸市日ノ出町の安芸市健康ふれあいセンター元気館敷地内に整備された安芸市津波避難タワー12号(日ノ出町津波避難タワー)の状況を令和5年3月23日に調べてきましたので、その結果を紹介します。

このタワーは、安芸市で初となる2階のフロア全体と3階のフロア半分が屋根と壁に囲まれた屋内避難スペースとなっている地上から高さ12.5m(海抜22,1m)、収容人数242人の避難タワーです。3階の残り半分の屋外避難スペースは、ヘリからの救助を想定しており、専用の天幕を取り付けることで避難時の暑さ寒さ、風雨対策にも対応しています。

タワーのある場所は、津波が来襲する太平洋に面した海岸背後の浜堤微高地の海抜9.6mの場所にあります。

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防災風土資源&ローテク防災術 -香川大学客員教授松尾裕治-

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