吉田伊達広場の平成30年7月豪雨災害の碑(吉田町)

宇和島市吉田支所前の吉田伊達広場に平成30年7月豪雨災害の碑があります。この碑には平成30年7月の西日本豪雨により尊い13名の命が失われ、長期間にわたり断水状態に陥ったなど住民の苦難が刻まれています。宇和島市が、災害の記録を後世に伝え災害に強いまちづくりに邁進すべく石碑を2023年2月に建立したものです。碑の土台には当時の浸水高を示す印が残されています。

この吉田伊達広場は、立間川と河内川に挟まれた標高1.8mの低地にあります。

豪雨災害の碑は、皆さんが平成30年の水禍を忘れないで、今も立間川と河内川に挟まれた氾濫域で水害リスクの高い地域であることを知っていただき、今日の激変する気象変動下、河川の流下機能を超える洪水が起こることに備え、皆さんが今後の水防災を考えるきっかけにしてほしいということ伝えていると思います。

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防災風土資源&ローテク防災術 -香川大学客員教授松尾裕治-

本サイトは、四国各地の土地柄(過去の災害経験)から、災害を未然に防ぐ目的をもって行われる災害時の避難行動や普段の備えにも生かされている取り組み、知恵・教訓が石碑などに伝承され、今日の防災に活かせる教訓がある防災風土資源の情報と誰でもが簡単にできるローテク防災術を紹介するサイトです。