吉田中学校の平成30年7月豪雨災害復興祈念碑(吉田町)
宇和島市吉田町の吉田中学校舎前に平成30年7月豪雨災害復興祈念碑があります。この碑には平成30年7月の西日本豪雨により浸水被害を経験した吉田中学校の生徒たちが残した未来へのメッセージが刻まれています。吉中生は、ここに復興を祈念し明るい未来の実現に向けて前進していくことを誓い、石碑を2018年12月21日に建立したものです。またその碑の横には当時の浸水高を示す石碑も残されています。
この吉田中学校は、傍に河内川が流れ、平成30年7月豪雨では地盤から1.15mも浸水し、校舎浸水被害を受けてきたところです。現在は立間川水系流域治水プロジェクトとして、復興に向けて河内川の河道拡幅等の工事が進められています。
復興祈念碑は、皆さんが平成30年の水禍を忘れないで、今も河内川の氾濫域で水害リスクの高い地域であることを知っていただき、今日の激変する気象変動下、河川の流下機能を超える洪水が起こることに備え、皆さんが今後の水防災を考えるきっかけにしてほしい。ということ伝えていると思います。
この写真をクリックして、現地探訪用個別調査表や写真等をご覧ください。
0コメント