人伝えの情報伝達の大切さ(大洲市)
平成16年の台風16号で大洲市では、床上浸水73棟、床下浸水91棟という被害が発生し、住民約200人が避難しました。当時大洲市で住民避難に避難勧告に関する情報を伝える役割を担っていながら思うように伝達ができなかった人の体験が伝える。人伝えの情報伝達の大切さの話です。
当時、菅田地区の逆なげ橋付近にあった警報施設が肱川の洪水で浸水していまい、地区住民に避難勧告の情報を周知することができなかったということの経験から、警報施設は、災害時には普段使える情報伝達手段が使えなくなることも想定して、もしもの災害に備えること、併せて地域の人伝えの情報の伝達手段をもつことが大事であると伝えています。
今日、地球温暖化の異常気象により、台風による線状降雨帯の発生など記録的豪雨が、各地で頻発しており水害のリスクが高まっています。今後、深夜・早朝など行政が機能していないことも想定し、人伝えの情報伝達で災害から命を守ってほしい。
この写真をクリックして、現地探訪用個別調査表や写真等をご覧ください。
0コメント