四国の防災風土資源から防災を考える(特別講演資料)

一般社団法人日本応用地質学会2024年度研究発表会(全国大会)が高松において9月9日~11日まで開催されました。その中で10日(木曜日)の14時30分~15時40分、レグザムホール(香川県県民ホール)、小ホールに於いて、

特別講演として【四国の防災風土資源から防災を考える】という演題で全国の皆さんに四国の防災風土資源や防災八十八話マップなどを紹介しました。

そして参加された皆さんに四国防災八十八話マップ(四国4県)を提供しました。

2024年9月5日に四国防災八十八話マップが第1回「NIPPON防災資産」の優良認定されました。今後、この認定された四国防災八十八話マップを通じて、住民の方々が、過去の災害の教訓や今後の備えを理解することで、災害リスクを自分事化し、主体的な避難行動や地域に貢献する防災行動につなげていく必要があります。しかし地域の住民の方には、このマップで紹介している過去の災害の話は、あまり知られていません。

四国地方では、現在、四国防災八十八話マップなど、災害から地域を守るための様々な取り組みが行政や大学、NPO、マスコミなど各種団体が地域を守る防災・現在活動を進められています。

この特別講演の配布資料は、僭越ですが、昔の四国地域の災害教訓を皆さんに知ってもらうための資料と考えています。

この写真をクリックして、四国の防災風土資源から防災を考える講演資料をご覧ください。

防災風土資源&ローテク防災術 -香川大学客員教授松尾裕治-

本サイトは、四国各地の土地柄(過去の災害経験)から、災害を未然に防ぐ目的をもって行われる災害時の避難行動や普段の備えにも生かされている取り組み、知恵・教訓が石碑などに伝承され、今日の防災に活かせる教訓がある防災風土資源の情報と誰でもが簡単にできるローテク防災術を紹介するサイトです。